トピックス1
「輝く女性の活躍を加速する男性リーダーの会」参加者の取組
「男性リーダーの会」には、女性活躍の推進にコミットする企業経営者等や知事・市町村長約320名が参加しています。そのうち、2名の男性リーダーの取組を紹介します。(氏名五十音順)
内閣府男女共同参画局総務課
ダイバーシティ&インクルージョンが描く新たな企業価値
岸田 光哉
ニデック株式会社
代表取締役社長執行役員
当社は、ダイバーシティ&インクルージョンを重要な経営方針の一つとして位置づけ、2005年より多様な人材の活躍支援を推進しています。2024年の社長就任以降、当社グループの社員一人ひとりが活躍し、社員と会社双方の成長を促進するために、「Open & Transparent」なマインドの醸成と「Diversity & Inclusion」の活性化を呼びかけ、会社を挙げて取り組んでいます。
近年の取組としては、多様な人材の活躍を後押しする制度構築に加えて、組織横断のグローバルな対話型ワークショップや、海外拠点発の女性社員を対象としたメンタリングプログラムを展開しています。多様な価値観から学びあうことで、社員自身の成長と、地域や事業を超えたネットワーキングを促進しています。また、国連グローバル・コンパクトとUN Womenが共同策定している「女性のエンパワーメント原則(WEPs)」に賛同し、ダイバーシティ&インクルージョンの推進企業としてグローバルに意思表明しております。
当社は今後も、人々が持つ多様な違いを尊重し、社員個人や組織が学びあう機会を提供することで、女性活躍推進を含む、ダイバーシティ&インクルージョンの推進に取り組んでいきます。
組織横断の対話型ワークショップを実施
「子育て一番宣言!」のまち
竹上 真人
松阪市 市長
松阪市では、平成17年(2005年)12月に「男女共同参画都市」を宣言し、男女共同参画社会の実現をめざしています。
女性職員の管理職(課長補佐級以上)登用率は、令和7年(2025年)4月現在で35.8%と着実に増加しており、市役所内における意思決定過程への女性の参画も進めております。
また、本市では「子育て一番宣言!」を掲げ、未来を担うこどもたちと子育て家庭のために、様々な子育て支援の充実に取り組んでいます。令和6年(2024年)4月には「こども家庭センター」を設置し、妊産婦、子育て世帯、こどもへの切れ目ない支援を行い、子育てを総合的に支援しています。
昨年度からは「パパが笑顔に!ママも笑顔に!」なるよう、育児前・育児中の父親を対象に「まつさかスマイルパパ講座」を開催しています。この講座に参加いただいた方には、「まつさかスマイルパパ」として認定し、夫婦で家事・育児分担を分かち合う円満な家庭づくりを応援しています。
これまでの取組において、共働きで子育てしやすいまちとして、皆さまより高い評価もいただいております。子育て家庭の皆さまには、あらためて「子育て一番松阪市」の支援を知っていただきたいと思います。
まつさかスマイルパパ講座
「男性リーダーの会」について、詳しくはこちら。
https://www.gender.go.jp/policy/sokushin/male_leaders/index.html